心理カウンセラー有資格者の声【神部さん】に聞きました 第3話

 

心理カウンセラーは常に勉強し、向上する意識が必要

 

カウンセリングし始めの頃はひたすらカウンセリングの本を読んだ。私が読んだものであれば、A・ストーさんの「心理面接の教科書」や熊倉伸宏さんの「面接法」など。他に認知行動療法(CBT)の勉強も役立つ。

 

 

認知行動療法は苦手でも、少しはできるようになっておいた方がいい。特にマインドフルネスは使いやすい。今読んでいるのは、マシュー・マッケイさん他「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」。

 

認知行動療法がどうしても無理であったり、どうも慣れないのであれば、表現療法のバリエーションを増やすなどの工夫をするのも手だろう。

 

 

クライエントに合った関わりや、クライエントに必要な関わりを考えて、提供する。どうしてもできないならできないなりに工夫して、クライエントのためになる関わりをする必要がある。

 

そういった柔軟性も求められるのが、心理カウンセラーという仕事だ。

 

心理カウンセラーは人の人生に関わる仕事

 

何かひとつの療法ができるだけで生き残れるのは、ほんの一握りだろう。クライエントによっては知能も違えば性格も気質も環境も違う。

 

知能低すぎるのでカウンセリングできません。はい、終わり・・・ではなく、カウンセリングはできないが、周囲の関わり方として、どういう関わり方をしていけばいいのかを考えられなければならない。

 

カウンセリングできないから関係ないのではなく、カウンセリングできない相手でも心理学の知識を生かして何か援助を行わなければならないこともある(職場によっては、そういったことが頻繁にある)。

 

それだけ人の人生に関わる仕事でもあるため、しんどいなぁと思うこともある。自分の人生と他者の人生を上手く切り分けながらも、共感しつつ、話を聴くスキルが必要となるのが心理カウンセラーだ。

 

心理カウンセラーとして働くための心構え

 

自分の立ち位置がどこなのかも常に意識する。他職種との連携をするために、カウンセリング以外の雑務もすることになる。

 

カウンセラーであることをないがしろにするわけでもなく、カウンセラーであることを誇示するわけでもなく、自分の立ち位置でできることと、チーム全体として上手く機能するように計らうことが大事。

 

1対1だけでなく、集団も相手にできるだけの力も求められる。

 

勉強したことだけができても仕方がない仕事でもある。勉強したことをどう工夫して活かすかが求められる。

 

枠のない環境でも、どう対応するかを考えなければならない。基礎は勿論、応用力も必要。工夫を凝らす前に諦めてしまうことのないように。

 

愚痴っぽいことをあれこれ書いてしまったが、これから資格を取る人に、気持ちを引き締めてほしいという思いから。心理カウンセラーの仕事はとてもやりがいがあるし、私にとっては天職だと心からそう思う。

 

心理カウンセラー有資格者【宮本さん】第1話


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