心理カウンセラー有資格者の声【武田さん】に聞きました 第2話

 

臨床心理士の資格取得を目指して大学院に進むことに

 

大学院入試は、単純に単語を覚えていればいいというものではありません。臨床心理に関する単語を正しく説明できること、ある事象について自身の考えを知識を踏まえて説明できることが求められることが多いです。

 

テキスト1冊をしっかり学んだものの、これだけでは正直なところ勉強が足りないと思いました。

 

大学には、臨床心理学を専門とする教授もいらっしゃったので、その先生に勉強の相談にのってもらったり、わからないところを教えていただくこともたくさんありました。

 

また、大学院入試は臨床心理学のテストだけではなく、英語の試験もあったので、英語を読解する力を身につける必要もありました。入試自体は英和辞典の持込が可能でしたので、辞書を引くことに慣れておくのも大切です。

 

また、普通の辞書には載っていない、臨床心理学特有のテクニカルタームを覚えておく必要もありました。

 

テクニカルタームは赤いテキストにも書いてあるものもありましたし、大学院入試の過去問を解く中で見つけたテクニカルタームを覚えていくことがかなり有効だったと思います。

 

大学院の実習で学んだ心理カウンセラーとしての技法

 

このように大学院入試の勉強をしたことで、なんとか大学院に入学することができました。

 

これまで培ってきた知識が助けてくれることもたくさんありましたが、大学院の実習では、実際に来談者の方と会い、カウンセリング・心理療法・心理査定を行います。

 

知識だけでは足りない、人間性や態度、相手が自分をどう見ているのかという第3の視点というものを何度も何度も考えさせられ、見つめる体験をしていきます。

 

これは、これまで自分ひとりで勉強すればできていたものとは全く違います。とても苦しい体験でした。

 

しかし、先生方はときに厳しく私たちに自分を見つめさせますが、その何倍も私たちを理解してくださいました。なにせ、臨床心理士のベテランの方々ですから、いたずらに私たちを傷つけているわけではないのです。

 

これから臨床心理士やそのほかの心理の資格を取得しようと考えて折られる方にも、それを信じて、大学院での学びを深めていって欲しいです。

 

ロールシャッハテストなどの心理検査手法について

 

さきほど少し、心理査定という単語を出しましたが、臨床心理士が行う心理検査の中で欠かせないもののひとつとして、ロールシャッハテストがあります。そのテキストが写真の3枚目になります。

 

心理検査で欠かせないロールシャッハテストのテキスト

 

これをつかって、ロールシャッハの施行法、解釈法を学びます。ロールシャッハテストは、その人の性格傾向、認知の仕方、病態水準(精神的な病理の重さ)などについて査定するための検査です。

 

このロールシャッハテストは、さまざまな施行法、解釈法がありますが、私が学んだものは片口法というものでした。他にもエクスナー法など数多くのやり方があり、地方によって使っているやり方が違うようです。

 

心理カウンセラー有資格者【武田さん】第3話


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