【心理カウンセラー入門講座4】心理カウンセラーの活躍の場

 

心理カウンセラーの活躍の場は、一昔前よりも多くなってきています。以前は、個人でカウンセリングルームを設立し、個人で営業活動なども行わなくてはいけませんでした。

 

しかし、最近では、心理カウンセラーの活躍の場が広がってきています。時代背景や社会背景も影響としてあるのですが、どのような場所で心理カウンセラーが必要とされているのでしょうか。

 

【1】医療機関の心理職

まずは、病院やクリニック、という治療の現場になります。以前は、心理カウンセラーという役職がなかったために、精神科医や心療内科医などが心理カウンセリングを行っていました。

 

というよりも、行うことができていました。なぜなら、精神科や心療内科を訪れる人が少なかったために、一人のクライアントに使える時間が豊富にあったのです。

 

しかし、現代では、うつ病診断の基準が変更になったり、心の病になる前の予防として受信する人が増えたため、昔ほど、一人のクライアントに使える時間が減っていきました。そのため、3分診療と言われるほどとなり、十分な心理カウンセリングを行うことができなくなっていったのです。

 

そこで、資格を取得している心理カウンセラーに心理カウンセリングを任せることで、精神科医や心療内科医が本来の業務と行うことができるようになったのです。

 

【2】学校・福祉施設の心理職

次に、学校や福祉施設など、一般の人のより身近な現場になります。以前は、不登校や虐待などは、学校の先生であったり、児童福祉施設の担当者が請け負っていました。しかし、それだけでは問題の解決ができなくなってきているのです。

 

家族の在り方が以前とは異なる現代では、家庭環境や親子関係が十分でない場合が多く、それが不登校や虐待などに繋がってきているのです。その問題に、心理カウンセラーという心の専門家が関わることで、改善するサポートができるのです。

 

【3】ボランティアとしての心理職

最後に、被災地などのボランティア、という現場になります。以前は、自然災害や震災などで被害に遭われた方たちのサポートが十分ではありませんでした。しかし、阪神淡路大震災などの大きな震災を私たちは経験してきました。

 

その中で、震災などが私たちの心に大きな影響を及ぼすことを少しずつですが、認知されるようになってきました。

 

経済的な復興ではなく、精神的な復興ということで、心理学のエキスパートでもある心理カウンセラーが被災地に赴き、そこで心理カウンセリングを行うことで、生きる活力を取り戻してもらったり、震災で傷ついた心を少しでも癒していただくお手伝いができるのです。

 

 

それぞれで活躍する場所が大きくことなりますが、精神的なサポートがしたいという思いは一緒です。資格によっては、より適した場所があるかもしれません。

 

しかし、心理カウンセラーという資格や知識は、日常のあらゆる場所で用いることができ、どのような時でもクライアントのサポートができるのです。