【よくある質問】どの療法をマスターすべきか?

心理カウンセリングにはいろいろな療法がありますが、心理カウンセラーはどのような療法をマスターすべきでしょうか?

心理カウンセラーは「どのような療法をマスターすべきか?」というご質問ですが、実は、どれか一つの療法をマスターするだけでは不十分と言えます。ですので、この質問についての解答としては、「どの療法も知っておくべき!」ということになります。

 

では、なぜ、どの療法も知っておくべきなのでしょうか。

 

クライアントによって適した療法が異なる

 

それは、一つの療法をマスターしたとしても、適切にクライアントと関わることができないからです。一般的には、来談者中心療法を用いて心理カウンセリングを行っていきますが、それ以外にも認知行動療法などが必要なクライアントがいます。

 

クライアントの悩みや性格などによって、療法を変えていく必要があるためです。そのために、一つの療法をマスターするのではなく、様々な療法を扱えるように訓練する必要があります。

 

全ての療法を熟知したうえでひとつに絞るのはあり

 

もちろん、どれかの療法に特化している心理カウンセラーも存在します。なぜかというと、どれかの療法に特化している心理カウンセラーは、熟練の心理カウンセラーなのです。つまり、全ての療法を熟知した上で、より専門的に知識を増やしたり経験を増やすことで、一つの療法に特化した心理カウンセラーとなることができるのです。

 

長年の経験から、心理カウンセラー自身に合った療法や心理カウンセリングを受けにくるクライアントの傾向によって、専門性を高めていく心理カウンセラーが多いようです。そのため、心理カウンセラーになりたい人や心理カウンセラーの資格を取得したばかりの人は、専門性を高めるのではなく、全ての療法を扱えるように訓練するのが良いのです。

 

専門性を高めていくことは、経験をある程度積んだ後でも遅くはない、ということなのです。