【よくある質問】第三者から状況説明を求められたらどうするか?

クライアントの親など、第三者から状況説明を求められたらどうすればいいのでしょうか?

第三者から説明を求められるケースが実際にありますが、この場合は「説明をしなくてよい」、あるいは「説明してはいけない」というのが基本的なスタンスです。心理カウンセラーには守秘義務が課せられますので、親であっても、ましてや第三者に状況説明をすることは決してありません。

 

クライアントの不利益になることはしない

 

仮に状況説明をするとなると、なぜクライアントが心理カウンセリングを受けているのかを話さなくてはいけなくなります。そのようなことをするとクライアントの不利益になる可能性が高いです。クライアントの不利益になるようなことは、極力避けなくてはいけないというのが基本的な考え方です。

 

もちろん、事前にクライアントからの了承を得ていれば、説明しても良いのですが、それでも全てを話してはいけません。心理カウンセラーにとってクライアントが大事なので、必要な部分のみを説明すれば良いのです。

 

もし、クライアントの了承なしに話してしまえば、心理カウンセリングによって築き上げたラポール(信頼)が崩れてしまい、その後の心理カウンセリングに大きな影響を与えることとなります。最悪の場合、クライアントの症状が悪化したり、心理カウンセリングに来なくなってしまうなどが考えられます。

 

クライアントが子供の場合は?

 

第三者には説明してはいけないというと、「親でもいけないのか?」と疑問に思うかもしれません。なぜなら、未成年が心理カウンセリングに来た場合、親なら当然、知っていなくてはいけないこともあります。また、両親に心理カウンセリングに来ていただいたり、治療の一環として力をお借りする場合もあります。

 

そのような場合に、説明せずに力をお借りすることはできません。ですので、そのようなことがあるかもしれない場合には、インテーク面接時に、クライアントに説明しておくのが良いです。クライアントがどうしても望まないときは、別の療法を用いることが望ましいです。