【体験談4】挫折感であきらめかけたこともありました!

前回は、入学してからのことをお話しました。先輩と関わることや、同じ受講生と関わることで、自分自身の成長に繋がっていきました。もちろん、順調に全てがいったわけではありません。挫折感だけでなく、落ちこむことがありました。今回は、そのあたりのことをお話したいと思います。


1.同期の受講生が辞めていく、その理由は?

 

まずは、同期の受講生がどんどんと辞めていく、ということでした。もちろん、人それぞれ生活スタイルがあるので、無理に続けることは難しいというのは承知しています。しかし、中には、突然来なくなってしまった受講生もいるのです。

 

後々に話を聞いてみると、過去のトラウマが蘇ってきて、行く事ができなくなってしまった、ということでした。これはフラッシュバックという現象で、過去に大きなストレスがかかっていた出来事が、昨日のように思い出されることで、日常生活に影響を与えてしまう、というものです。

 

このことにより、その受講生は電車に乗ることができず、日常生活に大きな影響が出てしまったのです。私にそのような出来事がないとはいえ、あくまでも自分自身が知っている出来事だけの範囲です。もし、私の記憶の中になく、心にだけストレスとして記憶されていたら、その受講生と同じように外出することもできなくなってしまうのではないか、と不安になったことがありました。

 

2.「傾聴」の難しさに挫折感を味わいました

 

挫折感を味わったのが、傾聴トレーニングの時です。傾聴は、心理カウンセリングの基本中の基本と言われており、どれだけ心理学の知識を持っていたとしても、正しい傾聴が出来ていなければ、心理カウンセリングが成り立たないほどです。

 

この傾聴を習得するのに、少なくとも半年以上が必要と言われています。まず、傾聴とは何か、ということをご説明しましょう。傾聴は、相手の話を聴く、ということです。簡単だと思われているかもしれませんが、実際にやってみるとかなり大変です。というのも、相手の言っていることを相手の立場になりながら話を聴くことが大事だからです。

 

どのような場面で、どのような思いを持って、どのように感じて、など、自分にない感情なども話から想像していかなくてはいけません。また、心理カウンセリングでは、繰り返しや要約などの技法も合わせて使わなくてはいけないので、話を聴きながら、どの部分を掘り下げてよいのか、ということも考えていきます。それを10分行っただけで、相当疲れてしまうだけでなく、やはり出来ていない部分がありますので、指摘をされてしまうと落ち込みました。

 

3.自分は心理カウンセラーに向いていないのではないか?

 

実は、もう辞めてしまおうかな、と思った時期もありました。それは、上記の傾聴が上手くいかない時があったのです。それまでは、相手の話を聴けていたのですが、突然、相手の話が全く入ってこなくなったのです。

 

その時期は、仕事が忙しい時期でもあり、私自身が疲弊していたことも影響していたのかもしれません。今となってはそう思えるのですが、その時は心理カウンセラーには向いていないのかもしれない、自分が心理カウンセリングを受ける立場なのかもしれない、と思うようになっていました。